どうも、ミハラです。
今日のテーマは会話です。
・会話が苦手。
・沈黙が嫌だ。
・何を話していいか分からない。
今日はそんな人にはうってつけの話になると思います。
で。
会話ってすごく大きなテーマですし、
悩んでる人も多いと思います。
巷では“会話テンプレート”なるものが数万円で売られたりしていますが、
会話はやっぱりテンプレートでどうにかなるのもじゃないです。
いや、テンプレもある程度なら役にたちますよ。
でも、結局話し始めるとボロが出てしまう、、。
で、凹む(苦笑)
なぜか?
それは、
会話はアドリブだからです。
まずこれを頭に入れておいてください。
だからテンプレートでは根本的な解決にはないんですね。
まず最初に考えてほしいのは、
「そもそも何のために会話があるのか?」って話なんですね。
基本的なところですが、多くの人が見逃しているところだったりします。
会話をするのは、当たり前ですが
“あなたの思ってることを相手に伝えるため”ですよね。
もっというと、相手を知って、仲良くなるためです。
言葉はちゃんと伝えるために使ってるだけで
別にたくさんしゃべる必要はないんですよ。
極端にいうとちゃんと伝われば
一言もしゃべらなくてもオッケーです。
「モテまくってる人がしゃべりまくっているか?」
というとそんなことないですよね。
【たくさんしゃべれる人が会話上手なわけではない】ということです。
わざわざ“あの手この手”を使ってたくさん話をするのは
軸になるメッセージをちゃんと
伝えるために肉付けしているだけです。
会話は軸になるところを伝えたいだけなわけです。
だから、
【会話は話すことが目的ではなく、相手と仲良くなることが目的】
ってことを知ってください。
たくさんしゃべったからって好かれるわけじゃない。
沈黙になったからといって嫌われるわけじゃない。
ということです。
・・・
で、ここから本題に入ります。
実はこれあまり言ってる人に会ったことがないのですが、
灯台下暗し的なポイントがあって、
それは、 そもそも会話ベタの人の多くが、
“苦手意識を持ちすぎること”に問題があります。
会話が続かない。
話が出てこない。
色々悩みがあってもちろん苦手意識があると思いますが、
そもそも「オレ会話苦手なんだよなー」と
思ってしまうこと自体に実は問題が潜んでいたりします。
「いやいや、本当に苦手なんだよ」
「おもしろい話も出てこないんだよ」
僕も過去コンパで全く喋らずに終わったことが
あるので気持ちはわかるのですが、
でも、これって怖い話で「苦手、苦手」と
言っていると本当に苦手になるんです。
人間ていうのは。
なんでかっていうと人にはこんな機能があるからなんですね。
【モウヨウタイフカツケイ】ってなに?
人の脳ミソには自分にとって都合のいい情報だけを
ピックアップするって機能があるんです。
実は脳ミソの中に網様体賦活系
(もうようたいふかつけい)という少々、
小難しい部分があってそこが機能しているためなんです。
まあ、言葉は覚えなくてもいいのであまり気にしないでください。
そういう機能が人間全員にあるって認識でオッケーです。
まずは論より証拠ということで、
ここでちょっとやってほしいことがあります。
いいですか?ここからは全部読んでからだとまったく意味がないので
ほんの1分、いや10秒で終わります。少しだけ時間をとって
やってみてください。
では、
まず目ををつぶって
「赤色のものを思い浮かべてください」
(※これやるとすぐ効果が分かるのでやってみてください。)
・・・
で、
目を開いて周りにある赤色のものを意識してみましょう。
普段は意識していないので、分からなかったと思いますが、
意外なところに赤いものがあったりすると思います。
これは赤に関する情報が
あなたに強調されて飛び込んで来ているのです。
こんな感じのイメージです。
他には「ベンツがほしいなー」と思ったら
街にあるベンツがやたら目につくようなったりします。
人はフォーカスするとそこに向かう性質があるんです。
だから苦手意識を持っていると
本当に苦手になってしまいます。
知らないうちにこうなっていると思うと
なんだかアホらしくないですか?
そう思ってるだけで苦手になってしまうんですよ。
ヒジョーにもったいないです。
これを最初に知っておいてほしくてお話しました。
だからといって「今すぐ苦手意識を消せ!」ってことではないです。
というか、そんなの無理です。
そういう仕組みがあるってことを知っておいてほしくて
こういう話をしました。
で。
そんな人間の仕組みを知っても
実際の苦手意識が消えないと思うので
次のポイントにいこうと思います。
2つ目の会話上達のポイントは
感情です。
会話やコミュニケーションって山ほど情報がありますが
僕は感情が大事だと思います。
会話は言葉を伝えるんじゃなくて感情を伝えるものです。
さっき話した、
たくさんしゃべったからって好かれるわけじゃない。
沈黙になったからといって嫌われるわけじゃない。
というのはそういう原理なんですね。
例えば歌なんですが
・感情なしで音程がカンペキにあってる歌
と
・感情が入ってる歌でオンチな歌
どっちがより気持ちが伝わるかといえば、
後者ですよね?
近頃音楽もカバーブームですが、
ただ音程がとれているだけではなかなか評価に
繋がらないことがあります。
歌う楽曲が同じでも
歌手が違うだけで売れ行きが変わりますよね。
「歌うまいよね。でもそれだけなんだよな。」
とみんなどこかで感じているんでしょう。
逆に「音程なんて関係ないze!」ってバンドが
売れているのはお客さんに気持ちが届いているからです。
かといって、、、
「日常的に使うのに感情と言われても難しそうだしなんだかねぇ、、、」
という声も聞こえてきそうなので、
普段に応用するテクニックとして紹介したいのは、
会話に「抑揚つけること」です。
会話に抑揚をつけることを意識してみてください。
そんな流暢じゃなくてもいいんです。
少しでも大分変わりますから。
じゃあ、具体的になにをやるのかというと、
・秘密の話をする時には声をヒソヒソと小さくしてみたり
・『ビックリ!』な内容には大きく反応してみたり。
・落ち込むだときは大袈裟に落ち込むジェスチャーをしてみたり。
・嬉しい時にはいつもの1.5倍喜んでみたり。
なんだか想像すると会話に表情があるように感じません?
こうするといつもの会話に変化が生まれます。
感情表現が豊かな人っているじゃないですか。
友達に一人ぐらいいますよね。
そういう人って話してると楽しいと思います。
だから、こっちもそれをやるんです。
そうするとあなたと喋ってる人も楽しいんです。
感情を交換し合うのが会話ですから、
そういうつもりでやると仲良くなるスピードも早まります。
さて、今日の話をまとめると、
1、苦手意識を持ちすぎないこと。
2、会話は感情ですること。
3、会話に「抑揚つけること」
意識するだけでかなり変わります。
試してみてください。
今日はこの辺で。
では、また。
ありがとうございました。